4歳の姪に描いたフォト絵本。
久しぶりにメインブログの方を更新しています。
さて、なにかにつけ叔母バカ日誌をつけているわたしですが、先日姪が4歳になりました。”毎年誕生日に不思議な世界の住人から、自分宛の手紙が届く”という展開に謎の憧れもあり。姪の誕生日になると”友人M”という署名にて、このようなちょっと難解な手紙を書いております。
いや、もうわたしが書いてるってバレバレなんですが、それはそれとして、物心つく辺りということで、4歳の誕生日になったら、こういう趣旨の手紙を書いて贈ろう、と決めていたものを、やっと絵本のように描いて渡せたので、こちらにUPしておきます。
わたしは、姪を一切子ども扱いしないでおこう、と思って接してますので、振り仮名もなくフツーに漢字を使っています。
こういう考え方。↓
これは姪に限らずですが、”小さな子”ってレッテルを張られがちな層は、こうやって接してるとすぐにトモダチになってくれますよ!向こうも一切わたしのことを大人扱いしなくなるのだ!
冒頭は少し難解ですが、自分自身を含め多くの方に伝えたいような話をしてあります。ではどうぞ!
姪は写真を見て、プッと吹きだしたり、指さしながら読んでくれました。よかった。いつか人生を半周した辺りで読み返してもらえたらいいのにな、と思う。
こちら、わたしの誕生日に姪がプレゼントしてくれたぬいぐるみ、猫の「にゃーざぶろう」と、くまの「ぐぅ之介」(去年の誕生日プレゼント)の二人と、うちにもともといるライオンの「ちろたろう」の冒険譚になっています。
ん?太字部分?自慢に決まってるじゃないですか!
姪がうちに遊びに来た!
つい先日、うちに遊びに来てくれました。なんだろうな、控えめに言ってこの世界一の美女は…。ようこそ!
「空を作りま~す」とか言いながら魔法の杖を振り、バタフライピーを淹れました。とてもウケた。
4歳ともなると、会話しながら一緒に遊んだり、ものを創ったり出来て、こういうの良い。すごく良い。
ぬいぐるみの家をその辺のダンボールで作りました。まずはテキトーでいい。
姪さすがわたしの誕生日と予定日が同じだっただけあるなぁって、育ったらわかるようになって来て感動した。何か見た時一発目に色の感想が出る。モノたちと会話出来て、とても大切にする。0から1を創ろうとする。なので「うまく創ろうとしない方がうまくなるんだよ」という話をしながら一緒に作った。
— mmsk (@mmsk404) 2017年10月15日
二人でツボって家の中に手を突っ込んでは、就寝中のぬいぐるみたちの頭を撫でた。
姉夫婦も忙しくて、一年にいっぺんしか会えませんが、今年は少し衝突や、わたしが間違えて傷つけてしまったりもしました。すごくすごく思う所があった。姪も勝手にこういうことを書かれたら嫌だろうから、詳細は省いて、感じたことだけを書いておこうと思います。
「皆の前で派手にお祝い」は傷つける場合がある。
みんなの前で派手な感じで、プレゼントやお菓子を渡すのって、よくありますが、うちの姪は「こんな作為的な空気のなか、なんで嬉しがらないといけないのだろう、恥ずかしい」という思考回路の持ち主なようで、反応できずに固まってしまった。シーン…という空気込みで、だいぶ傷つけてしまった。
勿論派手にやると喜ぶ子も多いですが、こういうナイーブな思考回路の持ち主は、大人にもいますし、わたしも子どもの頃、これをやられてすごく気分が悪かったのに、いつの間にか忘れてしまっていた。ウオオオーー。
なんで気分が悪いかというと、これは本人不在の「気持ちの押しつけ」で「うれしがらないといけない空気」っていうのは、ある種の脅迫だからだろうと思います。あと、単純に恥ずかしい。もらって嬉しいものだったとしても、大人も子供も、嬉しいか嬉しくないか、自分で考えてからお礼を言いたいわけで…。
「ここで嬉しがらないと、下さった方のメンツをつぶしてしまう」なんて思いで放たれた言葉なんかただの空洞で、体が小さなうちからそんな空っぽの言葉なんか吐かなくったっていいんだと思います。
同調圧力との闘いって、あとあと散々やる羽目になるわけで、家族ぐらいは、本人の気持ちを尊重したいもんだなと思う。
姪が発案した「はしご」。ぬいぐるみたちがベッドに上るには、足を引っ掛けるとこがいる。とのこと。ボルダリングの要領だろうか?
うっかりやってしまったのは、もうどうしょうもないので、気分が悪かったね。ごめん。と伝えて、もう一つのプレゼントは、翌日部屋に呼んでこっそりあげた。とても喜んでくれた、よかった。
お店屋さんごっこのキャッシャー。
もうひとつのエピソードの件は、本当にかいつまみますが、「もう少しこうしてくれないだろうか?」という話を姪にして、一度お互い凹んだ後、仲直りをして、気を付けるようになったというお話。伝えなきゃわからないことって、いっぱいあって、長くトモダチでいたいなら、伝えあいこしなくちゃなぁと思う。
魔法使いの部屋。
わたしは姪の前ではことあるごとに魔法使いのローブを装備してるんですが、今回「どうしてまみさんはいつも黒い格好をするの?」という、王道の質問がついに来た。いかにも余裕綽々という様相でニッと笑い「魔法使いの正装だからね」と答えておいた。
口に出して言いたい日本語をやっと言えたような気分だ。良い、こういうの良い。ニッと笑って言う練習をしていただけのことがあった。
姪は最初は「ほんとかなぁ…」といういうな顔をしてたけど、色水で空を創ったり、ぬいぐるみの家を建てたり、シャボン玉がうまかったり、ビーズアクセを目の前でほいほい錬成したりしてる様子をみているうちに(…ほんとうかも)という反応に変わってきた。
フハハハハー。この半年の練習の成果が表れたようだなー。
……。姪、わたしの中二病に付き合ってくれて、ありがとう…。
▼この記事を書いた封印されし古《いにしえ》の魔術師▼
姪がわたしの部屋をすんごい気に入ってくれたので、貼っておきます。